2025 板橋区二十歳のつどい@高島平
2025(令和7)年1月13日成人の日、板橋区内18会場で「二十歳のつどい」(主催 板橋区 板橋区町会連合会 板橋区青少年健全育成委員会)が開催されました。
2022年4月に施行された改正民法で成人年齢が18歳に引き下げられたため「成人のつどい」は「二十歳のつどい」に変更され3年目になります。
高島平区民館ホールには10時30分の受付開始前から参加者が訪れ始め次々に入場、440席近くがほぼ満席になりました。
会場では手際よい案内で前列から着席を促し、座席を追加して参加者を迎えました。
工藤佳朋高島平センター所長の司会で、11時すぎに式典は開会。二十歳の成人に期待を寄せる坂本健区長の祝辞は、小林美香教育長職務代理者が伝えました。
「イチロー選手の諦めないこと、大谷選手の人と比べないという言葉から学ぶものがある。社会人として生きていく中で自分の力を信じ、諦めずに困難を乗り越えていく人間になりたい。皆様への感謝を忘れることなく、自分のため社会のため精一杯生きていくことを誓います」
「人間塞翁が馬という言葉がある。困難を簡単に諦めたりせず未来に希望を持ち、いま生きることに精一杯努力を重ねていける人間になりたい。正常時はもちろん、災害が発生したとき被災者の身体や精神的な看護について大学で学習している。皆様への感謝を忘れることなく、自分のため社会のため精一杯生きていくことを誓います」と二十歳の代表それぞれが、力強く宣言しました。
式典に続くアトラクションに、吉本興業のお笑い芸人が登場。西村ヒロチョはテンポのよい会場参加型のネタのあと、得意のサックス演奏を披露して沸かせました。
M-1グランプリ2016ファイナリストの二人組の相席スタートは、考えながら笑えるひねりの効いたネタで会場を盛り上げました。
芸人3人が登場して、吉本劇場のPRと高島平でのエピソードを話して正午すぎお開きに。
つどい終了後、舞台で写真を撮る参加者のみなさん。
好天に恵まれ会場前は熱気にあふれ、しばらく〝二十歳の解放区〟状態に。4人組の参加者に聞くと「一生に一度しかないから、せっかくなら参加しようと思って来た」「知ってる芸人のネタで楽しかった」(女性)、「楽しみだった。今でも地元の子と全体的に仲がよく、家が近かったり駅で会ったりする」「つどいの長さはちょうどよかった」(男性)と同窓会にもなった二十歳のつどいに満足していました。
板橋区の二十歳のつどい対象者は2004年4月2日から2005年4月1日生まれの5561人。参加者2683人で参加率48.2%でした。高島平地区は対象者466人で参加者392人、参加率は全18地区トップの84.1%でした。
つどいに参加できなかった人は、生年月日が確認できる身分証明書と事前に送付された案内状を最寄りの地域センターに持参すると、当日配布された記念品(フォトフレーム、メッセージカード、区立美術館、熱帯環境植物館の招待状および体育施設の利用券付き)を受け取れます。2月28日まで受付け。
板橋区公式サイト
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