総選挙2024 東京11区&12区
*第50回衆議院選挙は10月27日投開票され新たな465議席が決まりました。
*政治資金パーティー裏金問題、旧統一協会問題はじめ政治不信を払拭できなかった岸田文雄前首相(2021年10月4日~2024年10月1日在任)から引き継いだ石破茂首相は、内閣発足後最短での衆院解散に踏み切り慌ただしい選挙戦に突入しました。

*結果は自民191(公示前247)、立憲民主148(98)、維新38(44)、国民民主28(7)、公明24(32)、れいわ9(3)、共産8(10)、参政3(1)、保守3(0)社民1(1)、無所属12(22)。
*自民激減、公明は石井啓一代表も及ばず失速、15年ぶりに与党の過半数割れとなり政権交代が現実味を帯びてきました。
*今回の総選挙は異例ずくめで東京11区と12区に分かれる板橋区は大票田の高島平などの約18%の有権者が12区(北区)に合流しました。
*期日前投票は高島平区民センターなど4会場に両区の投票所が設けられました。ある区議会議員は「二つの選挙区の応援に入っている」とスケジュール調整に余念がない様子。
*自民は裏金問題に関与した前職12人を非公認としましたが、その筆頭が11区に君臨してきた28年間9期連続当選の下村博文氏(70)とあり、一転注目選挙区に。
*野田佳彦立憲民主代表が何度も応援に入った元職の阿久津幸彦氏(68)の猛攻に、お詫び行脚の下村氏は2万3千票以上引き離され落選、得票数は前回2021年の半分以下に留まり盤石の支持層もつなぎとめられませんでした。
NHKの開票速報は午後11時すぎ、開票29%で阿久津氏に当確を打ちました。
【11区得票数】当選=阿久津幸彦(立民)80,947、下村博文(無)57,275、大豆生田実(維)33,103、伊波政昇(共)17,607、斎藤孝幸(無)8,316。投票率53.98%
【12区得票数】当選=高木啓(自)68,878、比例=阿部司(維)52,233、大熊利昭(国)44,524、田原聖子(共)41,504、
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