ややっこしい10月 いたPay還元率

*板橋区のデジタル通貨「いたばしPay」は10月のキャンペーン「しょうれんいたPayまつり」を実施中です。いたPay加盟店の利用で最大ひとり10,000ポイント(1p=1円相当)を上限に還元されます。

*今年(2024年)2月、6月、8月に続く大型還元ですが、これまでのポイント還元率は20%(中小・個店)、5%(大型店)でした。ところが今回は20%、10%、5%に分かれ、ちょっと複雑に。


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*8月のキャンペーンタイトルは「夏のいたPayまつり」で今回は「しょうれんいたPayまつり」となっています。つまり〝しょうれんのおまつり〟であることを理解しないとポイント還元率の内訳が分かりません。

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*しょうれん(商連)とは板橋区商店連合会および板橋区商店振興組合連合会の略称で、区内の商店街で構成する公的団体です。

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*最大20%還元店は商連に加盟している商店街の会員である中小・個店です。10%還元店は未加盟の中小・個店、5%還元店は未加盟の大型店です。商連加入の有無が還元率を決めているわけです。
 
*ところが、商連には大小問わず独立店が単独加盟できるので、大型店であっても10%還元だったり、加盟商店街に立地するも非会員店はキャンペーンに非参加だったりと足並みは一様でなく、いたPayのWEBにも還元率の表示はないので、店頭に出向いて詳細を知ることになります。

*区内の商店街すべてが商連に加盟していないので、20%ポイント還元の恩恵に与れる地域に偏りが見られることに不公平感もでています。

*2022年10月に始めた、地域住民と事業者間のつながりを推進する目的のデジタル通貨事業が、さらに区民の利便性向上や生活環境の改善に役立つ運営に進化することを期待するところです


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