いいネ!高島流砲術 保存会20周年手ぬぐい


秋帆 写真.BMP
*高島平の地名は、かつて徳丸ヶ原と呼ばれた当地で日本初の西洋式砲術調練を幕命により行った高島秋帆(たかしましゅうはん・1798-1866)にちなみ1969年誕生しました。

*秋帆は長崎の町年寄としてオランダとの交易に係り、欧米列強の植民地政策に抗するため、西洋式砲術による海防力強化を徳川幕府に進言していました。1841(天保12)年の調練を検分した幕府は西洋の銃砲が圧倒的な火力であることを認め、やがて訪れる開国要求の圧力に備え海防方針を和式砲術から大転換するきっかけとなったのです。

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*幕末から近代に向かう新たな時代の扉を開けた高島秋帆の功績を称え承継しようと、熱い志のもと結成された『西洋流火術鉄砲隊保存会』は演武と研究はじめ多彩な活動を展開して、2022年3月に20周年を迎えました。

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*保存会では、20周年を記念するオリジナル手拭いを製作して関係者に配布しています。トンキョ帽にたすき掛けの銃士がゲベール銃を構える大小シルエットがいくつも対称的にレイアウトされ、中心に勘亭流の「高島流砲術」が目立ち、白抜きの「開祖 高島秋帆」が添えられています。躍動感と張り詰めた空気が伝わる和モダンなデザインに同会のたゆまぬ歩みがわかります。

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*オリジナルグッズとして頒布すれば好評を博すこと請け合いです。伊賀栄二会長はじめメンバー各位の益々の研さんと活躍に期待します。

西洋流火術鉄砲隊保存会ホームページ
https://www.takashimaryu.com/

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