第49回衆院選 与党安定議席 野党共闘に課題

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*第49回衆院選は10月31日投開票され、全465議席が確定しました。小選挙東京11区は下村博文氏(自民公認、公明推薦)が50%の得票率に迫る12万票超えの得票で圧勝、立民、共産ら3人の候補者を寄せ付けず9回連続当選。改めて盤石ぶりを見せました。

*板橋区の投票所には曇天のもと午前中から有権者が訪れ、小選挙区選出議員候補者名と比例代表選出議員政党名の投票、最高裁判所裁判官11名の国民審査を行いました。

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*投票所の高島三中正門前ではNHK出口調査スタッフが待機して、投票を済ませた有権者にタブレットを渡して投票行動を取材していました。

*各氏の得票数は、下村博文122,465票、阿久津幸彦(立憲民主)87,635票、西之原修斗(共産)29,304票、桑島康文(無所属)5,639票。11区の有権者数462,626人、投票率は54.97%。前回(52.66%)を2.31%上回りました。全国の投票率は55.93%で戦後3番目の低さでした。

*党派別当選者数は、自民259(公示前276)、立憲民主96(110)、維新41(11)、公明32(29)、国民民主11(8)、共産10(12)、れいわ3(1)、社民1(1)、無所属12(11)。

*与党の自公は過半数を大きく上回る291議席を確保、野党共闘の立共れ社は110議席にとどまり課題を残しました。維新は公示前の4倍ちかくに大躍進して与野党のキャスティングボードを握りそうです。
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*毎回のことですが最高裁裁判官国民審査は、公報以外に事前の判断材料が全くといっていいほど流布されず誰を了とすべきか考えあぐねます。形式的な判断を仰ぐだけでは、司法への国民の信頼は醸成しないのでは。判断材料を自ら取ることも有権者の責務ですが、メディアは小室圭さんの司法試験合否に血眼を挙げるエネルギーをこちらに注いでほしいものです。

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