衆院選東京11区 自立共無の4択

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*第49回衆議院選挙が10月19日公示され、10月31日に投開票されます。定数465議席(小選挙区289と11ブロック比例代表176)に1051人が立候補。

*今回の衆院選は解散から投開票まで17日間の戦後最短スケジュール。9年間の安倍・菅政治を継承する自民・公明政権か、7割の選挙区で成立した野党共闘による立憲民主中心の新政権が誕生するのかが選挙戦の基本的な構図。過半数233議席が勝敗ラインとなります。

*板橋区(舟渡すべて、新河1〜2丁目除く)は東京11区。立候補者は連続当選8回の自民・下村博文(67)=公明推薦、当選4回の立憲・阿久津幸彦(65)、共産新人・西乃原修斗(27)、無所属新人・桑島康文(60)の4氏。

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*直前までバッチをつけていた阿久津氏が野党統一候補として盤石の下村氏とガチンコ対決が予想されていましたが、ふたを開けてみるとまさかの“三つ巴”。西之原氏が割って入ってきた印象です。なんとも腑に落ちない有権者の「なぜだ」の声が聞こえてきそうです。

*25小選挙区ある東京で共産は五選挙区で非統一候補を擁立、11区はそのひとつです。比例票を掘り起こすための戦術に見えますが、果たして奏功するのか。

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*11区の前回2017年衆院選の有権者数は約45万人。投票率は52・65%で半数の人が棄権しています。有権者は各政党の政策、候補者の政治姿勢を見極めて貴重な一票を行使できる権利を大切にしなくてはもったいない。

*各候補とも、当選の暁には惜しまない汗をかいて民のために働いてもらうよう、有権者は目を光らせ続けることも忘れてはなりません。

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