東京大仏 変わる初詣の光景

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*初詣の名所として知られている、日本で3番目に大きいとされる板橋区の赤塚山乗蓮寺東京大仏。例年、大晦日の夜には門前に参拝者の長い行列ができますがコロナ禍で迎える令和3年はいつもと様相が異なります。

*すでに入口門扉にいくつもの注意事項が掲出されています。大晦日から三が日にかけて開門は午前9時から午後4時までとなり、縁起物を扱う境内売店もこの時間に合わせます。除夜の鐘は「除日の鐘」として31日の正午からの実施とのこと。いつもは門前の参拝者用駐車場に飲食物販30店以上が軒を連ねる正月屋台村は残念ながら中止です。

*政府、各自治体は初詣の分散を呼びかけ始めていて、なかには幸先(さいさき)詣と銘打った年末の参拝を勧める寺社もあります。大晦日から元旦にかけて終日運転してきた鉄道各社は取りやめを決めています。

*一年の計を祈願する初詣の光景がだいぶ変わり、足早に参拝を済ますクイック祈願になりそうです。大人数の会食自粛もあり親戚同士の顔合わせもままならないことに。テレビ観戦や散策ですごす静かな年明けが定着するでしょうか。2021年は丑年です。コロナ禍が牛のよだれのようにだらだらと続かないことを願うばかりです。

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