高島平まち散歩 NHKラジオ マイあさ

◆2019年は「高島平」誕生から50周年。徳丸ヶ原と称されてきた水田地帯に1969年3月1日、幕末の砲術家・高島秋帆に由来する住居表示が施行されました。燦然と登場して、経済成長と並走してきたニュータウンの話題を、NHKラジオ第一が12月28日の「マイあさラジオ 土曜散歩」でレポートしました。
◆団地の町として有名な当地の広さは、東京ディズニーランドの約6.5倍の330haです。現在、およそ3万世帯5万人が暮らしています。案内役は町の自主的応援隊である高島平観光協会(仮)の塚原智美さん、レポーターはNHKラジオの大久保彰絵さん。活気ある高島平団地商店街前から、団地あるあるネタでスタート。「中学の友人と試験勉強をさぼらないよう、夜中に団地の窓から懐中電灯でサインを送りあった」塚原さんのエピソードに、あるある。
◆一軒目の訪問先は1丁目の「呉服や光永」。開店35周年を迎える町のキモノ店の三井真店長に、高島平の成人式事情をインタビュー。板橋区は成人の日に地域ごと18カ所でつどいを開催していますが、高島平地区の出席率が毎年80%前後に達する盛況ぶりを報告。幼少のころから馴染んだ町に、こぞって集まる新成人が堅実で前向きであることも添えます。こちらも町の自主的応援隊、高島平きものしんぶん編集長ならではの視点で熱気あふれる新成人たちをクローズアップ。2021年に成人式を迎える大学生の孫に晴れ着を誂えたお得意さんの声も全国に流れました。
◆続いて2件目は4丁目の酒屋「若松屋」を訪問。12月1日発売の高島平ビールを紹介。華やか香り・芳醇な味わい・熟成による変化が特徴で、1本500円(税抜)。ビールを注ぐおいしそうな音とともに「かんぱ~い!」。画像がないラジオなのに、今にも飲みたくなりました。早くも町の名産品になりそうです。地域の飲食店での販売も開始されているとか。
◆駆け足で巡った高島平でした。実は話題が尽きない当地で、連続企画もできそうですよ。大久保レポーターさん、今度は泊まり込みで取材をどうぞ。
◆番組はNHKラジオホームページ らじるらじる 聞き逃しサービスで聴くことができますよ!
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