2019 己亥の年 そろり始動へ

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◆2019年の幕開けです。まだ5日しかたってない新年ですが、世間はすでに話題に事欠きません。年末年始のテレビ。大晦日の紅白歌合戦が夜9時からの二部で視聴率が41・5%(関東地区)を超え、2年ぶりに大台を突破。サザンオールスターズ、北島三郎、ユーミンなど大物が数字をつくってくれました。2、3日の箱根駅伝は東海大が初優勝、5連勝をめざした青学大が準優勝に終わり23出場チームすべてが完走しました。地元の大東大はスタート直後の1区で、だんご状態のなか4年生の新井が他校の選手の足を踏み転倒するアクシデントに見舞われ左足をかばいながらの力走も、往路は21位。復路で巻き返し14位だったものの総合19位に沈みました。中継した日テレの視聴率は往路が30・7%、復路が32・1%(関東地区)で、いずれも歴代トップでした。

◆天皇の代替わりを5月1日に控え、皇居で1月2日行われた一般参賀には15万4800人が訪れ平成最多に。宮内庁は5回の予定だった参賀の回数を急きょ7回に増やして対応。4日、安倍首相は新元号を4月1日に公表すると明らかにしました。平成から新時代へのカウントダウンが始まった実感です。

◆4日の東京株式市場は前日の米国市場での大幅な株安を受け、日経平均株価が急落する波乱の幕開けに。終値は前年末比452円81銭安の1万9561円96銭で、2万円の大台を割り込みました。1949年に東証が再開されて以降、3番目の下落幅を記録。短期的な値動きとみるか長期的な下落になるのか判断は割れるものの荒っぽい値動きには要注意。「上がったり下がったりするのが株価だ」と一喝するアナリストもいますが先行きは不透明かつ胸騒ぎのようで…。

◆年末を大騒ぎに巻き込んだ「ゴーン・ショック」。日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者が11月19日、金融商品取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕された後、起訴。容疑内容は、虚偽の報酬額を有価証券取引書に記載していたこととされています。12月21日、日産の資金を私的に流用したなどとする特別背任容疑で再逮捕され、拘留期間は1月11日まで。これからの特捜部VSゴーン弁護団の攻防は、日仏交えて熾烈な戦いになること必至。

◆このほかにも、国内国外が複雑に絡み合いながら世間は音を立てて動いています。お屠蘇気分はすでに吹っ飛んでいます。「国際化社会」の実相とは、英語が喋れることくらいでは到底追い付いていけないシビアな環境が繰り広げられること。覚悟しなくては。


◆さて氏神様。5日の西台天祖神社境内は、朝から静かな佇まいでした。拝殿に進み、二礼二拍手一礼をして一年の計を立てました。清らかな空気が溢れているようで、ほっとします。「己亥(つちのと・い)」の年は、そろり始動です。

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◆ 大吉が出たおみくじ。願望、待人、失物、旅立、商売、学問、相場どれも運気は上昇すると神様から太鼓判を頂きました。心強い一年になりそうです(成増菅原神社にて)



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