元祖いちご大福 一不二 閉店
◆日本初のいちご大福を考案(実用新案登録164058号取得)して発売した、東京都板橋区蓮根の和菓子店「一不二」が2018年6月17日閉店しました。1983年の開店から35年間営業してきましたが、店主三谷一二さんの体調不良により継続が見通せなくなり、惜しまれながらのフィナーレとなりました。四季折々の和菓子をすべて自家製造して、店頭のみの販売に徹してきました。
◆もう二度と店頭に並ぶことのない、数々の銘菓を記憶に留めておきたいものです。一年中価格を変えず不動の人気を誇ったいちご大福、水ようかん、鹿の子、黒糖どら焼き、栗ようかん、焼き菓子の母似麗、最中、一口ようかん、赤飯。どれも忘れられない味ばかりです。もちろん、いちご大福は板橋区民が推す「いたばしのいっぴん」に選出されてきました。
◆寡黙で几帳面なご主人と、話好きな奥さんとの絶妙なコンビが名店をつくりあげてきました。店に入ると「今日はお遣い物?」と気さくに迎い入れてくれる元気な声も、長暖簾越しに見える和菓子つくりに勤しむご主人の姿にも触れられなくなり淋しい限りです。
◆また、高島平きものしんぶん創刊まもなくから今日まで30年間にわたっていちご大福のイラストが目を引く広告を出稿していただき、まちと紙面を盛り立ててくれました。長年のご功労に感謝あるのみです。
まだまだお元気そうな店主の三谷さん
◆もう二度と店頭に並ぶことのない、数々の銘菓を記憶に留めておきたいものです。一年中価格を変えず不動の人気を誇ったいちご大福、水ようかん、鹿の子、黒糖どら焼き、栗ようかん、焼き菓子の母似麗、最中、一口ようかん、赤飯。どれも忘れられない味ばかりです。もちろん、いちご大福は板橋区民が推す「いたばしのいっぴん」に選出されてきました。
◆寡黙で几帳面なご主人と、話好きな奥さんとの絶妙なコンビが名店をつくりあげてきました。店に入ると「今日はお遣い物?」と気さくに迎い入れてくれる元気な声も、長暖簾越しに見える和菓子つくりに勤しむご主人の姿にも触れられなくなり淋しい限りです。
◆また、高島平きものしんぶん創刊まもなくから今日まで30年間にわたっていちご大福のイラストが目を引く広告を出稿していただき、まちと紙面を盛り立ててくれました。長年のご功労に感謝あるのみです。
まだまだお元気そうな店主の三谷さん
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