裂き織布ぞうり 心地よい履き心地です

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◆使い終わった布を裂いて編んで作る「布ぞうり」は、室内履きにピッタリ。素足にフィットして快適と好評です。作り方は簡単そうに見えますが、意外と熟練の技を求められます。10年以上編んでいるベテランさんに聞くと、つま先をきれいに丸くするのが難しいと言います。歪んでしまったり、バランスよく形にならなかったり試行錯誤だったそうです。

◆しかも、左右のサイズを同寸に仕上げるのが難儀とも。特につま先作りはいくらテキストを見てもすんなりいきませんでしたが、説明の上手な先輩の作業を見て同じにやってみることでクリアできたとのこと。

◆素材は、土台には綿が良くワイシャツなどが向きます。浴衣地も良好です。慣れてくると、多色の台が出来るようになります。アクセントになる鼻緒をすげて完成。春先から梅雨の頃、夏明けまで室内で履くと心地よいアイテムです。

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